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2025年12月19日から3日間、Startup Weekend 新宮町が開催されました。会場となった新宮CoCoスクエアには、学生から社会人まで、合計16名の参加者が集まり、4人×4チームに分かれて、それぞれのアイデアを形にする濃密な時間を駆け抜けました。
参加者の約半分は学生で、近隣の福岡工業大学や九州産業大学からの参加もあり、会場には若いエネルギーがあふれていました。一方で、滋賀や北海道といった遠方から足を運んでくれたベテラン参加者もおり、経験もバックグラウンドも異なるメンバーが自然と混ざり合う、とてもバラエティに富んだ顔ぶれとなりました。
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今回特に印象的だったのは、6月に行われた前回開催から、わずか半年も経っていないにもかかわらず、最終ピッチの雰囲気が明らかに変わっていたことです。AIの活用や、いわゆるバイブコーディングと呼ばれる開発スタイルが当たり前のように使われ、短時間で形のあるプロダクトやデモが立ち上がっていく様子は、正直なところ驚きでもありました。
それが「良い変化なのか」「少し考えさせられる変化なのか」は、まだ一概には言えません。ただ、確実に言えるのは、スタートアップを取り巻く環境やスピード感が、この半年で大きく変わったという事実です。その変化を、現場で、参加者の表情やピッチの内容として体感できたこと自体が、今回のStartup Weekend 新宮町の大きな価値だったように思います。
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新宮CoCoスクエアとしても、こうした挑戦の場に関われたことをとても嬉しく感じています。年齢や立場、経験を超えて集まった人たちが、3日間という限られた時間の中で本気で考え、語り、手を動かす。その熱量は、確実にこの場所に残りました。
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次にここからどんなアイデアが芽吹いていくのか。今回の変化をどう受け止め、どう活かしていくのか。そんな余韻を残しつつ、Startup Weekend 新宮町は無事に幕を閉じました。
次回は、2026年6月上旬らしいですよ。
SW新宮町 第一回目の様子はこちら 2025年6月20日~22日