2026年9月26日(土)、新宮CoCoスクエアで、 「AI導入で今後は教えてもらえない 紙1枚すごい仕事術」 のセミナーを開催しました。
今回は神奈川から内田先生にお越しいただき、 12名の皆さんにご参加いただきました。
しかも内田先生、神奈川からわざわざ来ていただいただけでなく、 お土産まで持ってきていただきました。 そして参加者の皆さんにもお土産が!
「わざわざありがとうございます!」 と思っていたら、 なんと、そのお土産までセミナーのネタにつながっていたとは(笑)。 最初からしっかり仕掛けられていました。
今回のテーマのひとつが、 「1冊のビジネス書を20分で読み、1枚の紙にまとめる」 というもの。
最初に聞いたときは、 「20分で1冊?」 と思いますよね。
速読のように、とにかく速く文字を追っていく方法なのかな? と思っていました。
でも、実際に教えていただいたのは、 単純に読むスピードを上げる方法ではありませんでした。
今回、私が一番印象に残ったのはここでした。
目的を見いださないまま本を読んでも、 自分が何を吸収しようとしているのかがわからない。
目的を持たずに山の中を歩いているようなもの。 地図を持たずに大海原へ出ていくようなものです。
でも、 「この本から何を得たいのか」 「自分は何を知りたいのか」 を最初に決める。
そして、その目的から「疑問」を作って本を読む。
「これについて知りたい」 「この問題を解決したい」 という疑問を頭に置いて本を開けば、 その答えを探しながら読むことができます。
そうすると、 最初から最後まで、すべてを同じように読む必要はない。
目次や前書き、後書きなどを見ながら、 自分の疑問への答えがありそうなところを探していく。 そこに付箋を貼り、その部分を集中して読む。 そして、自分の言葉で紙に書き出す。
なるほど。 「1冊の本を20分で読む」というのは、 20分ですべての文字を読むという話ではなかったんですね。
説明を聞くだけではありません。 実際に参加者それぞれが本を手に取って、 この方法を体験するワークを行いました。
私が選んだのは、 つじ健太郎さんの 『日本人ならもっと国からお金をもらって良いと思う。』 という本です。
まず、 「この本から自分は何を得たいのか?」 を考えます。
私は以前からベーシックインカムについて自分なりに考えているので、 自分の考えているベーシックインカムをさらに深めるために、 この本から使えるものを探してみることにしました。
目的が決まると、 今度は疑問が出てきます。
「海外ではどうなっているのか?」 「現在の仕組みとの違いは?」 「財源はどうするのか?」
そんな疑問を頭に置いて本を見ると、 「あ、ここだ」 というところが見えてきます。
必要だと思ったページを行ったり来たりしながら、 自分の疑問に関係する部分を読み、 自分なりに紙1枚へ書き出していきました。
こうやって書くと、 「本当に初めて読む本を20分でここまでできたの?」 と言われそうなので、 ここは正直に書いておきます。
なので、 まったく初めて読む本を20分でここまでまとめた、 というわけではありません。
ただ、今回やってみて面白かったのは、 一度読んだことがある本なのに、以前とは拾う情報が違ったこと。
以前は普通に「この本には何が書いてあるのだろう?」 という読み方をしていました。
今回は違います。
「自分のベーシックインカムの考えを深めるために、 この本から何を得られるだろう?」 という目的を先に持って読んでいます。
すると、同じ本なのに目に入ってくるところが違う。
これは面白い体験でした。
考えてみれば、 本を1冊読んだからといって、 そこに書いてあることを全部覚えている人なんて、ほとんどいません。
「最初から最後まで読んだから、この本は読んだ」 ということよりも、 そこから自分に必要なものを1つでも2つでも持って帰って、 実際に使えるほうが大切なのかもしれません。
そして、紙に書き出す。 さらに、それを誰かに話してシェアする。
今回のセミナーでは、 そこまで含めて「本から学ぶ」ということを体験しました。
そして今回の話を聞きながら、 私が思ったのが、 「これってAIも同じじゃない?」 ということです。
ChatGPTをはじめ、 AIはどんどん賢くなっています。
聞けば、いろいろなことを答えてくれる。 調べることも、まとめることも、 以前とは比べものにならないくらい簡単になりました。
でも、 自分自身に 「何を知りたいのか」 「何を解決したいのか」 という目的がなければ、 そもそも何を聞けばいいのかわからない。
AIがどれだけ賢くなっても、 目的そのものを自分が持っていなければ、 出てきた答えをどう使えばいいのかもわかりません。
本を読むときも、 AIを使うときも、 まず自分の目的を決める。
そして疑問を持つ。
目的と問いがあるから、 必要な情報が見えてくる。
AIの時代だからこそ、 「何を知っているか」だけではなく、 「自分は何を知りたいのか」「何を問うのか」 が、ますます大切になってくるのかもしれません。
今回は12名の皆さんと一緒に、 実際に本を手に取り、 紙に書きながら体験する3時間となりました。
知識を聞くだけではなく、 実際に自分でやってみる。
そして最後には、 自分がそこから何を得たのかを人に伝える。
「本を20分で読む」という言葉から最初に想像していたものとは少し違って、 目的を持ち、疑問を持って、必要な情報を自分から取りに行く。 そんな本の読み方を体験することができました。
そしてセミナー終了後には、 内田先生の書籍にサインもしていただきました!
もちろん、 記念にツーショットも。
神奈川から新宮CoCoスクエアまでお越しいただいた内田先生、 本当にありがとうございました。
お土産までいただき、 しかもそのお土産までセミナーのネタになっていたとは(笑)。 最後まで楽しく、そしてたくさんの気づきのある時間になりました。
そして、ご参加いただいた12名の皆さんも、 ありがとうございました!